今日(2月23日)、土曜日にもかかわらずある会合のため東京に出てきた。
午後の中途半端な時間なのだが、強風で東海道線のダイヤが乱れていたせいかかなり乗客数は多かった。
暖かいのだが朝から強風が吹き前を向いて歩けないぐらいだった。
そして、東京駅に降り立った瞬間に、突然目のかゆみや鼻水、くしゃみが襲ってきた。
また今年も来たかという感じである。
毎年のことなので、今年も2月に入ってから市販の薬(エーザイ、ハイガード)を飲み始め、知人のアドバイスもありナツメヤシを食べ、鼻の穴に花粉の侵入を防ぐクリーム(フマキラー、アレルシャット)を塗り、来るべき日に備えてきた。
しかし、そんなことは何もしていなかったかのように、症状は襲ってきた。
上野精養軒まで行くのであるが、出来るだけ外気に触れたくないので、タクシー乗り場に駆けつけた。
車の中で目を掻いて鼻をぐしゅぐしゅやっていると、マスクをした運転手さんも、花粉症とのこと。
そして、驚くべき光景が。
日本橋の交差点から東京の東の空を見ると黄色く染まっている。
二人で「あれは花粉だ。東の山の花粉が首都圏制圧を狙っている」と何の根拠もなく意見が一致した。
関東地方ではここ数日暖かくなってきており、花粉が本格的に飛ぶ準備が完了していたのだろう。それが、この強風もあり一気に飛散しているのだ。
今年は例年の2倍以上の花粉か飛散するという予報もあるそうだ。どうせなら、このような機会にまとめて一気に飛散してくれたらよいのだが。
会議の前にも、話題は花粉で持ちきり。北海道や沖縄など全国から参加者が集まっているのだが、その話題に集中するのは主に関東地方の参加者。
地方独特の現象なのだろうか。私が発症した10数年前ぐらいから花粉症患者は増加しているように感じる。周囲の人と同じ悩みを共有する連帯感みたいなものを感じる。
毎日、天気予報で花粉の飛散量の予想が報じられる。それに一喜一憂する日本人という新たな国民性が生まれたようだ。
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