2008-06-18

たばこ税とタスポ騒ぎ

 
私は一日20本以上のたばこを吸うヘビースモーカー。最近たばこを吸える場所が少なくなったのでここ数年本数は減ってるが。
でも、たばこ税値上げで1箱1000円になってもかまわない。少しは吸う本数が減るかもしれないけど。惰性で何本も吸うのではなく、1本を大事に味わって吸うようになるだろう。
でも、タスポは当面使いません。自動販売機で買うのやめます。コンビニやたばこ屋さんで買います。タスポのおかげでコンビニはほくほくのようだ。

数年前にニューヨークに行ったとき、ホテルのスモーカー用のバーで「日本はスモーカーにとってパラダイスですね、でも街の中で吸うと罰金を取られるようになったら大変だね」とバーテンダーに同情された。東京都千代田区で路上禁煙条例が発表された時期で、アメリカのメディアでも大きく取り上げられたようだ。ニューヨークでは建物内は禁煙が徹底されているが路上ではたばこが吸える。オフィスビルの前ではスモーカーが群れになってたばこを吸っている姿が見られる。その周りはたばこの吸い殻だらけだった。

そのころブルームバーグ市長はニューヨーク市の改革の一つとして、たばこの値段を日本円で1000円を超える価格にした。そしてそれを財源にして市内の清掃事業を始めた。その結果、街中がきれいになっただけでなく、街角でたばこを吸う人も減った。それだけでなく、清掃員の雇用を創出し、ニューヨーク市経済の改善と治安の向上に寄与したと言うことだ。市民には高く評価され強く支持されたようだ。

いままで日本のたばこは安すぎたのだろう。20本で300円、一説によると専売公社時代のJTが、低所得者や子供でも小遣い銭で買えるような価格に抑えたいということで、この価格レベルになったという話もある。なんでも値上げに反対するような人がいるが、私は別に反対しない。生活必需品でもないので、高くなればそれだけに考えて消費するだけの話だ。

しかし、政府は国民の健康改善や医療費の抑制、環境改善などの社会的コストの削減に寄与すると言うが、そんな合理的に計算できない理由を振り回さないで欲しい。まして、消費税の増税が政治的に難しいからその替わりに選挙民の支持を得やすいたばこ税、と言う議論は本末転倒だ。社会福祉財源に使うというのは良いしもっと充実してほしいと思うが、目的税化すると目的を達成したときに減税せざるを得なくなるのでそれと結びつけるのは無責任きわまりない。もっと単純に、「たばこ税を増税します。その効果はよくわかりませんが、財政の改善効果はこれだけ見込めます。その結果、社会福祉はこれだけ充実する予定です。」と素直に提案して欲しいものだ。

でも、タスポは当面使わないことにしようと思う。コンビニや (少なくなったが)たばこ屋さんで買えばすむ。自販機しかないところではあきらめるかもらいたばこで十分。住所や写真など個人情報を提供して、たばこを買うたびに管理されているようで気持ち悪い。なんで「私はたばこを吸います」「どこでいつたばこを買いました」と報告しなければならないのか。たかがたばこに、である。

また、導入の目的が未成年者の喫煙防止だと言うことらしいが、どれだけ効果があるのかわからない。すでに、カードを貸し出したり使い回したりしたケースが報道されている。未成年者が買えないような価格にすることの方が効果は大きいように思う。そんなにたばこを吸って欲しくないのであれば、どんどん値上げをして本当の贅沢品にしてしまったらどうだろう。たばこ税値上げの方が、はるかにスマートな気がする。

私の高校時代はたばこは20本で100円。高校生にとって安いとは言えないが手の届く価格だったのだろう。たばこに興味を持った私は、小遣いでたばこを買うようになった。大事に吸っていたような気がする。いろんな銘柄を試したりした。格好をつけていた面もあっただろう。「今日も元気だたばこがうまい」などと言っていたが、本当にうまいと思っていたかどうかは良く覚えていない。とうとう学校の中で吸っているのを見つかって、短期間だが高校を停学になったこともある。きっと、手の届かない価格だったら、そんなことはしていなかったと思う。

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